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真珠



真珠の品質 花珠 真珠のお手入れ

真珠の品質を評価する要素は、真珠層の厚み(巻き)、光沢(照り)、形、色、サイズ、キズ、シミの有無など、多くの条件が絡み合うため他の宝石よりも評価が難しいと言われています。

一般的には、光沢があって厚巻きで重厚な感じがし、色調はピンク系で丸い真珠が人びとに好まれますが、この様な真珠の出来る割合はたいへん低いため高価です。


パール(Pearl)

和名 真珠(しんじゅ)
ホワイト系・ピンク系・シルバー系・クリーム系など
硬度 3.5
屈折率 有機質の為測定せず
比重 2.71〜2.75
象徴 極微なる遊色がもたらす優雅さと気品によってインスピレーションを授ける宝石
主産地 日本、中国、オーストラリア、インドネシア、タヒチなど
宝石言葉 健康、長寿、富


■真珠の品質

  • 真珠層の厚み(巻き)
    • 真珠の良し悪しを判断する上で、まず、大切なのが真珠層の厚みです。厚いほど良品質です。真珠とは、真珠のもととなる核に真珠層(一層の厚みは約0.5ミクロン)を幾重にも(何千枚もの層)巻かしたものであり、あまりに巻きの薄いものは表面の真珠層を通して白い核がすけて見えます。
    • しっかりと巻いたものは、真珠に入射した光が各層で反射し干渉をおこし、独特の色や光沢を放ちます。 見た感じが重厚で、ほんのりと輪のような光芒を画いているものは、巻きも厚く丈夫で品質も変わらないでしょう。
  • 光沢(照り)
    • 光沢の悪いものは、いくら巻きの厚い真珠であっても評価は下がってしまいます。貝胎内における真珠層の生成は、水温の暖かい時期に活発となり厚くなります。水温が低くなる冬場、真珠層の生成は遅くなりますが滑らかで緻密な層になると言われています。このため冬の間が一番美しい色をしています。
      従って、主に冬が浜揚げ時期になる訳です。尚、貝から真珠をとり出す(浜揚げ)数ヶ月前になると、化粧まきと言われる良い真珠層を分泌させる為、真珠貝を最終仕上げに適した漁場へ移動します。
    • 真円真珠のものほど評価が高いとされていますが、形にそれほどこだわる必要はなく、バロック(変形真珠)やドロップ形のものも自然の産んだ造形美として、多くの人に好まれています。
  • サイズ
    • 品質が同じであればサイズに対する価格も価値も高くなります。アコヤ貝は貝自体も小さく、また(南洋に比べ)日本の冷たい海水で生息しているので大きなサイズのパールは取れません。一方、南洋真珠は貝も大きく海水も暖かいので、日本の貝の10倍の速度で真珠層を巻くので、12〜15mmの真珠はよくあるサイズです。
  • キズ
    • 傷の有無は一目で判るものですが、凹凸の大きさ、数、傷の位置などにより評価は様々です。
      傷は無い方が良いのは当然ですが、核入れ作業以外まったく人の手を借りずに、真珠貝にゆだねられる為、無傷の真珠は非常に少ないと思います。完全な真珠と思えてもよく観察すれば、何処かにごく小さな窪み(真珠のエクボ)や針で突いたような一点傷があります。傷は少ないに越したことは言うまでもありませんが、目を凝らして見て多少傷があっても、実際に真珠を身に装ってみて傷が目立たなければ良いと思います。特に、ネックレスのような真珠を沢山使った製品を観察してみると、何粒かの真珠にエクボ、あるいはちょっとした凹凸が見られる場合がありますが、身に着ければ案外目立たなくなってしまいます。ネックレスの場合はちょっとした傷よりも巻き、照り、色合いなどの全体のバランスが大切だと思います。リングやイヤリング、ペダントなど一点物の真珠の場合は、一点傷でも目立ってしまう場合があり注意が必要です。



■花珠
浜揚げ珠は無キズ無欠点の真珠から全面に自然のキズがある下級品まで混じっているので、販売や評価のためにA、B二クラスに分けます。Aクラスの「上珠」には、無キズ、1点キズ、小キズ、小シミなどがあります。Bクラスの「下珠または「すそ珠」には、大キズ、大シミ、バロック、薄巻きがはいります。

上珠の中で一番上位にあるのがいわゆる「花珠」で、色はピンク色、巻きが厚く光沢がよく、キズがどこにもなく、まん丸であることが条件です。

したがって厳密に言えば花珠はきわめて少なく、真珠養殖の漁場によってはほとんど揚がりません。そこで業界では小さい針の先でつついたようなキズは「真珠のエクボ」と称して無キズとして扱い、模造真珠が発達している今日ではこれらのエクボはむしろ「ほんものの証拠」でもあるわけです。

またか必ずしも花珠とはいえませんが、これに準ずる「準花珠」という上珠もあります。




■真珠のお手入れ

  • 使用前
    • ネックレスの場合使用する前に、糸が緩んでいないか、切れそうになってないかチェックしてください。
      リング・ブローチ・イヤリングなどの場合は留め金が壊れていないか、付いてる真珠が取れそうになっていないかチェックして下さい。
  • 使用後
    • 真珠専用のクロスがある場合には、それで丁寧に表面についている汚れをふき取ってください。
      クロスがない場合には、メガネ用のクロスや、ガーゼなどのやわらかい布で代用してください。
      汗や水など真珠が水分に触れた場合には、風通しの良いところで半日〜1日水分を乾かすようにしてください。
  • 保管時
    • 拭き取り・乾燥が終わったら、購入したときについていたケースに入れて保管してください。
      真珠は直射日光・高温多湿・乾燥を嫌いますので適度な環境の場所に保管してください。
      タンスなどの場合は、真珠の近くに防虫剤を置かないように気を付けてください。
  • メンテナンス
    • ネックレスの場合、糸で組んでいる場合は使用頻度や保管状態にもよりますが、1〜3年に一度、糸を交換してください。
      ワイヤーで組んでいる場合は、基本的に交換はほとんどしなくていいですが、珠と珠の間にゴミや汚れがつきますので、汚れが目立ってきたらワイヤーの交換をしてください。
      輝きが落ちてきた場合、表面にカビが生えたよに汚れが付着して取れない場合は真珠の巻厚にもよりますが、研磨することによりある程度輝きを取り戻すことができる場合がありますので、ご相談ください。

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